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「私」というこの存在は、考えれば考えるほど不可思議なものです。3歳のあなたと、いま、この本を読んでいるあなたとでは、体も経験もまったく違っているはずなのに、あなたはあなたとしての「ひとり」だという感覚をもっている。
それは、たとえば夜眠りに落ちて、意識が断絶された後にも確固と続いているものなのですね。 さまざまなものが変化しているなかで、「私は、ほかの誰でもない、私」という感覚をもつことは「アイデンティティ」と呼ばれています。 それがどこからきているのか、これまでさまざまな哲学者や社会学者が頭を使って考えてきましたが、未だに解き明かされていない神秘の謎。 占星術では、このアイデンティティという神秘的にして重要な 感覚を、「太陽」によって象徴させることにしたのです。 太陽とは太陽系の真ん中に位置し、太陽系の中で唯一、自ら光を発し、ほかのすべてにエネルギーを与えている星。伝統的な占星術の教科書によると、太陽は生命力、活力、名声、人気、賞賛、成功、自己意識などを象徴するとされていますが、つまり、あなたが生きるためにエネルギーを欲したり、また、あなたがあなた自身の活動をしようとするときに、必要になつてくるのが、この太陽の力といえるでしょう。 占星術で扱う太陽とは、あなたの心の中の太陽の原理のこと。 その内なる太陽が翳ってしまうとどうなるかといえば、あなたは、自分自身の存在に対して自信をもつことができなくなり、まるで自分が価値のない人間のように思えてきてしまうことでしょう。なんだか背中も丸くなり、表情すらぎこちない、というように。 当然、そんな人と一緒にいても楽しいはずはありませんから、人は離れていってしまうし、食欲も落ち、活動エネルギーも低下してきてしまう……。 症状が進めば、健康を害し、鬱の気分になってしまうことなどもあるかもしれない。 つまり、人生の、モチベーションに狂いが出てきたら、それは太陽の電池切れということ。 もし、あなたが自分自身に自信を失ってしまったら。また、人の前に立たなければならない、ここ一番というときには。 あるいは、もっともっと自分らしく日々を過ごしたいと思っているならば、太陽のセラピーを試してみてください。 ここにあげるのは地上の太陽のカケラたち。 それがあなたに力を与えてくれます。 出典:鏡リュウジ著「鏡リュウジのプラネットセラピー」 |
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2007-05-30 Wed 11:48
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